EDM シンセテクニック ( アヴィーチー Avicii 編)
皆さんこんにちは。
EDMS代表松田です。
今回はアヴィーチー Avicii / Levels のシンセテクニックをご紹介致します。
こちらのイントロ8秒辺りからのシンセです。
まずシンセサイザーのセットからです。
LOGIC の ES2を使います。
1、プリセットから
Tutorial Setting → Analog Saw Initを選択します。
2 Analogを2時に
CBDを50%に
BendRangeを36にして下さい。
3 オシレーターを全てSAWにして、ここのピッチを
合わせて下さい。
4 グローバルパラメーターを合わせます。
5 Filter2をキャプチャーに合わせてセットして下さい。
6 モジュレーションマトリクスを合わせます。
こちらはエンベローブ1でピッチをコントロールする為です。
7 最後にエンベロ-ブ1、2、3それぞれセットして下さい。
8 MIDIの打込みです。
ここまでで出来た音はこちら
次にフレーズの終わりにピッチが下がっていますので
ピッチベンドで音をつくってみました。
出来上がりはこちら。
ピッチベンドでも雰囲気は出せると思いますが、
少し質感が違うので別の方法をご紹介致します。
できあがりははこちら。
作り方は前回制作したシンセフレーズを
オーディオファイルとして書き出します。
次にピッチを下げたい箇所の終わりにハサミツールを使って
オーディオファイルを切断します。
その部分にフェードツールを使ってフェードを作ります。
フェードの場所にコントロールを押しながらクリックすると
メニューが表示されますので速度ダウンを選択して下さい。
出来上がりはこちら。
今回の速度ダウン。
ブレイク時のエフェクトとしても使えますので
是非試してください。
次にエフェクトですが、
EQと、リバーブを使います。
リバーブはLOGIC に付属しているSPACE DESIGNERを
使っています。
それぞれのエフェクターは、インサートでかけます。
出来上がりはこちら。
まずEQのセットです。
ロートとハイをカットします。
次にリバーブをかけます。
今回のシンセの音作りの行程は
1、シンセサイザーのセット
2、MIDIのプログラム
3、速度ダウン
4、エフェクト
でした。
そしてキックやその他の音を加えるとこちらになります。
またピアノの音をシンセに重ねてみても良い音がで来ますよ。
試してみて下さい