AIに「各楽器のローカット」を聞いてはいけない理由
- 21 時間前
- 読了時間: 2分
AIに質問した生徒さん
先日、トランスを制作している生徒さんから、
「AIに聞いたローカット一覧です。これで合っていますか?」
と質問を受けました。
そこには、
Kick:○Hz
Bass:○Hz
Pad:○Hz
Lead:○Hz
という一般的なもっともらしい一覧表が書かれていました。
一見すると正しそうです。
しかし、私の答えは
「その数値をそのまま使わないでください。」
でした。
中にはどうなの?という答えもありました
なぜ正解ではないのか
同じトランスでも、
キックの設計
ベースの役割
ミックスの方向性
目指すリファレンス
によって必要なローカットは変わります。
つまり、
「Padは200Hzでカットする」
というような固定の数値は存在しません。
AIが悪いわけではない
AIは大量の情報を整理することが得意です。
しかし、その情報の多くは一般論です。
制作では
「今回の曲には必要なのか?」
という判断が最も重要になります。
プロに近づけるには
私が生徒さんに伝えたのは一つだけです。
好きな曲を数曲分析して、自分で答え(平均値)を導いてください。
リファレンスを見て、
実際にどこまで低域が残っているのか
どんなバランスなのか
どんな役割分担になっているのか
これを分析することで、本当に使える判断基準が身につきます。
AIは先生ではなく、アシスタント
AIは非常に便利なツールです。
私自身も活用しています。
しかし、
答えを決めるのはAIではなく、自分の耳と分析です。
AIを「答えをもらう道具」ではなく、
「考えるための補助ツール」
として使っています。
最後に
音楽制作には「○Hzが正解」という答えはほとんどありません。
だからこそ、
分析して判断する力
が、長く使える本当のスキルになります。
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