第4回 音量を揃えるだけで判断力が変わる理由
- 2 日前
- 読了時間: 4分
「EQを調整したら、音が良くなった気がする。」
DTMを始めたばかりの頃、多くの方が経験することではないでしょうか。
しかし、その変化は本当にEQによるものなのでしょうか。
私は15年以上にわたりダンスミュージックを指導する中で、音作りが思うように進まない原因の一つとして、音量を揃えずに比較していることが挙げられると感じています。
今回は、プロのようなサウンドに近づくために欠かせない**「音量を揃えて比較する」**という考え方をご紹介します。
人の耳は大きい音を良い音と感じやすい
私たちの耳は、とても優秀な反面、思い込みの影響も受けやすいものです。
同じ音でも、少し音量が大きくなるだけで、
パワーがある
抜けが良い
音質が向上した
と感じてしまうことがあります。
そのため、音量が異なる状態では、EQやコンプレッサーによる変化を正しく判断することが難しくなります。
音量を揃えない比較は正しい判断ができない
例えばEQで低域を少し持ち上げると、全体の音量がわずかに上がることがあります。
すると、
「EQのおかげで音が良くなった。」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、実際には音量が変わったことで印象が変化しただけというケースも少なくありません。
だからこそ、音を比較するときは、まず音量を揃えることが大切です。
Referenceとの比較も同じ条件で行う
Referenceと比較するときも考え方は同じです。
Referenceだけ音量が大きければ、
「やっぱりプロの音は迫力がある。」
と感じてしまいます。
逆に自分の曲だけ大きければ、
「意外と近い音になっている。」
と誤解してしまうこともあります。
正しく違いを判断するためには、できるだけ同じ条件で聴き比べることが重要です。
音量を揃えると、本当に違う部分が見えてくる
音量を合わせると、
初めて
低域のバランス
アタック感
音の長さ
音色
など、本当に違う部分が見えてきます。
この状態になって初めて、
「次に何を調整するべきか」
を落ち着いて判断できるようになります。
判断基準があると迷わなくなる
音作りで迷ってしまう原因の多くは、
「どちらが良い音か」
を判断できないことです。
しかし、
音量を揃え、
Referenceと比較し、
違いを確認する。
この流れが習慣になると、感覚だけに頼らず判断できるようになります。
私はレッスンでも、この工程をとても大切にしています。
まとめ
音量を揃えることは、一見すると地味な作業に感じるかもしれません。
しかし、完成度を高めるためには、とても重要な工程です。
EQやコンプレッサーの効果を正しく判断するためにも、
Referenceとの違いを客観的に確認するためにも、
まずは同じ音量で比較する習慣を身につけてみてください。
プロのようなサウンドに近づくためには、派手なテクニックよりも、このような基本を積み重ねることが大切です。
🎁 LINE登録で無料3大特典プレゼント
今回の記事では、音量を揃えて比較する重要性についてご紹介しました。
実際のレッスンでは、
Referenceと音量を合わせる方法
正しい比較の手順
EQやコンプレッサーを調整するときの考え方
Analyzerを活用した確認方法
などを、実際の画面を使いながら詳しく解説しています。
現在、LINE登録者限定で、
✅ プロのキック制作ロードマップ
✅ プロが使うAnalyzer設定
✅ ミキシング上達ロードマップ
を無料でプレゼントしています。
プロのようなサウンドに近づくための判断基準を、さらに詳しく学びたい方は、ぜひLINEからお受け取りください。
▶ 👉 LINEで無料3大特典を受け取る
▶ 次の記事
第5回 プロのようなサウンドに近づけるには?EQの本当の役割 https://www.edms.eclipsemusic.biz/single-post/kick-eq
キック制作シリーズ
□ 第1回 プロのようなキックを作るには?まず知っておきたい8つの判断基準
□ 第2回 キック選びだけで音は半分決まる?完成度を左右する最初の判断基準
□ 第3回 キックのピッチを合わせないと何が起こる?低域がまとまる第一歩
✅ 第4回 音量を揃えるだけで判断力が変わる理由(現在の記事)
□ 第5回 プロのようなサウンドに近づけるには?EQの本当の役割
□ 第6回 トランジェントを整える理由
□ 第7回 Analyzerは何を見るためのツール?
□ 第8回 なぜReferenceと何度も比較するのか?





コメント