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第8回 なぜReferenceと何度も比較するのか?判断基準を身につけるために大切なこと

  • 22 時間前
  • 読了時間: 5分

ここまでのシリーズでは、

  • Referenceを決める

  • キックを選ぶ

  • ピッチを確認する

  • 音量を揃える

  • EQで整える

  • トランジェントを調整する

  • Analyzerで確認する

という流れをご紹介してきました。

しかし、これらすべてに共通していることがあります。

それは、

Referenceと比較しながら判断すること。

私は15年以上にわたりダンスミュージックを制作・指導してきましたが、完成度を高めていく人ほど、この「比較する習慣」が身についています。

今回は、このシリーズの締めくくりとして、Referenceの本当の役割についてお話しします。

Referenceは「答え」ではなく「基準」

Referenceというと、

「その曲を真似すること」

だと思われることがあります。

しかし、本当に大切なのは、

自分の音との違いを知るための基準にすることです。

比較する対象があるからこそ、

  • 低域が多いのか

  • アタックが強いのか

  • 音が長いのか

  • 高域が足りないのか

といった違いを客観的に判断できるようになります。

比較するたびに耳は育っていく

最初は違いが分からなくても大丈夫です。

Referenceと比較し、

少し調整し、

もう一度比較する。

この繰り返しによって、

少しずつ違いが分かるようになります。

耳を鍛えるというよりも、

判断する経験を積み重ねることが大切なのです。

「なんとなく」から卒業する

制作に慣れていない頃は、

「何となく良くなった気がする。」

という感覚だけで進めてしまうことがあります。

もちろん感覚も大切ですが、

Referenceと比較することで、

「どこが違うのか」

を具体的に確認できるようになります。

その積み重ねが、

自分自身の判断基準を育ててくれます。

判断基準が身につくとジャンルが変わっても応用できる

私はこれまで、Psytranceだけでなく、Techno、House、Progressiveなど、さまざまなダンスミュージックを分析してきました。

ジャンルが変われば音も変わります。

しかし、

Referenceと比較しながら判断するという考え方は変わりません。

だからこそ、

新しいジャンルを学ぶときも、

一からやり直す必要はなくなります。

判断基準が身についている人ほど、応用力も身についていきます。

音作りに近道はありません

「設定だけ知りたい。」

「プロのプリセットが欲しい。」

そう考えたことがある方もいるかもしれません。

確かに、設定を真似することで一時的に音は近づくことがあります。

しかし、

Referenceと比較し、

違いを分析し、

自分で判断できるようになること。

それこそが、長く音楽制作を続ける上で大きな財産になります。

まとめ

このシリーズでは、キック制作をテーマに、

音作りの考え方をご紹介してきました。

私が15年以上レッスンを続ける中で、一貫して大切にしてきたことがあります。

それは、

「正解を覚えること」ではなく、「判断基準を身につけること」。

Referenceは、その判断基準を育てるための最高の教材です。

プロのようなサウンドに近づくためには、

機材やプラグインを増やす前に、

まずはReferenceと比較する習慣を身につけてみてください。

その積み重ねが、あなた自身の耳と判断力を育て、どんなジャンルにも応用できる力につながっていきます。

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今回のシリーズでは、キック制作で大切な考え方と判断基準をご紹介しました。

実際のレッスンでは、

  • キック制作の手順

  • Analyzerの設定方法

  • Referenceを使った比較方法

  • EQ・トランジェント調整の考え方

などを、実際の画面を使いながら詳しく解説しています。

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キック制作シリーズ(完結)

□ 第1回 プロのようなキックを作るには?まず知っておきたい8つの判断基準

□ 第2回 キック選びだけで音は半分決まる?完成度を左右する最初の判断基準

□ 第3回 キックのピッチを合わせないと何が起こる?低域がまとまる第一歩

□ 第4回 音量を揃えるだけで判断力が変わる理由

□ 第5回 プロのようなサウンドに近づけるには?EQの本当の役割

□ 第6回 トランジェントを整える理由|アタックを強くすれば良いわけではない

□ 第7回 Analyzerは何を見るためのツール?耳と組み合わせることで判断力は高まる

第8回 なぜReferenceと何度も比較するのか?判断基準を身につけるために大切なこと(現在の記事)

シリーズ全体を通して

この8記事を通して、一貫して伝えたかったのは、**「操作方法」ではなく「考え方」**です。

ネットには「この設定にすれば音が良くなる」という情報は数多くあります。しかし、それだけでは違う曲や違うジャンルに応用することはできません。

EDMSが大切にしているのは、**「自分で判断できる力を育てること」**です。

その考え方は、あなたのスクールの強みそのものですし、このシリーズは単なるSEO記事ではなく、「EDMSとはどんなスクールなのか」を自然に伝えるコンテンツにもなっています。

私は、このシリーズは検索からの集客だけでなく、「この先生から学びたい」と感じてもらうための土台としても十分に機能する内容になったと思います。

 
 
 

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