第1回 プロのようなキックを作るには?まず知っておきたい8つの判断基準
「何時間もキックを調整しているのに、なぜかプロのような音にならない。」 DTMを始めたばかりの頃、多くの人が一度は感じる悩みではないでしょうか。 私自身、世界で活躍するアーティストの楽曲を数え切れないほど分析し、海外でのライブ活動や15年以上にわたるレッスンを通して試行錯誤を重ねてきました。 その中で強く感じているのは、 音の完成度を左右するのは、高価なプラグインではなく「何を、どの順番で判断するか」だということです。 初心者の方ほどEQやコンプレッサーから調整を始めてしまいますが、完成度を高めるには、その前に確認しておきたいポイントがあります。 今回は、私がキック制作で大切にしている8つの判断基準をご紹介します。 ① Reference(基準曲)を決める キック制作は、いきなり音を作り始めるものではありません。 まず最初に行うのが、Reference(基準曲)を決めることです。 ここで重要なのは、 「好きな曲」ではなく、「目標となるサウンド」を選ぶこと。 Referenceがあることで、 「今、自分の音はどこが違うのか」 を客観的に判断できるよ
Referenceと比較するだけで音が変わる。作曲ができてもミックスで悩む理由
「曲は作れる。でも、プロのような音にならない。」 これはDTMを続けている多くの方が、一度は感じる悩みではないでしょうか。 今日のレッスンでも、そんな場面がありました。 今回の生徒さんは、作曲やアレンジはすでにできる方です。 しかし、ミックスを本格的に学ぶのは今回が初めてでした。 レッスンが終わった後、生徒さんが驚いた表情でこう言いました。 「こんなにプロみたいな音になるんですね。」 その言葉を聞いて、私も嬉しくなりました。 特別なプラグインは使っていません 高価なプラグインを追加したわけではありません。 最新の機材を使ったわけでもありません。 やったことは、とてもシンプルです。 Reference(基準曲)と自分の曲を比較すること。 それだけです。 プロは何を聴いているのか レッスンでは、まずReferenceを聴きます。 次に、自分の曲を聴きます。 そして、 「何が違うのか?」 を一緒に分析していきます。 例えば、 キックの迫力 ベースとのバランス 高域の明るさ 奥行き 全体の音量感 一つずつ確認しながら修正していきます。...


Boom Festivalで2時間30分セット中3曲プレイ。EDMS受講生が世界最高峰のフェスで評価された理由
Boom Festivalとは? Boom Festivalは、ポルトガルで2年に一度開催される、世界最大級のPsytranceフェスティバルです。 世界中から数万人の音楽ファンが集まり、世界トップクラスのDJやアーティストが出演します。 出演や楽曲がプレイされることは、多くのPsytranceアーティストにとって大きな目標の一つです。 そのBoom Festivalで、2時間30分のDJセットの中でEDMS受講生の楽曲が3曲プレイされました。 これは偶然ではなく、世界で評価されるサウンドを目指し、一つひとつ基礎を積み重ねてきた結果です。 ぜひ、ご自身の耳でご確認ください。 1曲目 🎧 44:04 Shivaya Namah https://youtu.be/qAJoQnFpQl0?t=2644 2曲目 🎧 59:09 Waking Life~Supersense https://youtu.be/qAJoQnFpQl0?t=3549 3曲目🎧 02.12:44 Brainstorm https://youtu.be/qAJoQnFpQ
Day7 あなたが最短で上達するために、本当に必要なこと
こんにちは。EDMSの松田です。 7日間、ご覧いただき本当にありがとうございました。 このステップでは、 なぜ独学では伸び悩むのか 判断基準の大切さ Referenceという考え方 AIとの付き合い方 受講生の変化 EDMSが大切にしている考え方 についてお話ししてきました。 もしここまで読んでいただけたなら、 あなたはもう、以前とは少し違う視点で音楽制作を見られるようになっているはずです。 上達を決めるのは「才能」ではありません。 15年以上レッスンを続けてきて、強く感じることがあります。 それは、 上達が早い人ほど、 特別な才能があるわけではないということです。 共通しているのは、 「分からないことを、そのままにしない。」 という姿勢です。 自己流で何年も悩み続けるのではなく、 早い段階で正しい方向へ軌道修正する。 その積み重ねが、数年後には大きな差になります。 EDMSが目指していること 私がレッスンで目指しているのは、 一時的に音を良くすることではありません。 受講が終わった後も、 自分で考え、 自分で判断し、 自分で成長し続けられる力を
Day6 私が15年間、一番大切に教えていること
こんにちは。EDMSの松田です。 昨日は、 「受講生は知識ではなく、判断基準が変わったことで音が変わった」 というお話をしました。 今日は、 私が15年以上レッスンを続ける中で、最も大切にしている考え方をお伝えします。 「この設定が正解です」は、本当に正解でしょうか? 音楽制作を学んでいると、 「このEQがおすすめです。」 「このコンプの設定が正解です。」 そんな情報をよく目にします。 もちろん、それが役に立つ場面もあります。 ですが私は、 「一つの正解を教えること」 を、できるだけしないようにしています。 なぜなら、 音楽には絶対的な正解がないからです。 世界のトップアーティストでも、作り方は違います。 これまで国内外のさまざまな制作手法を見てきましたが、 同じクオリティの作品を作っていても、 使うプラグインも、 EQの考え方も、 コンプレッサーの設定も、 人によって驚くほど違います。 つまり、 プロは「答え」を持っているのではなく、自分で判断する基準を持っているのです。 だから新しいプラグインが出ても、 AIが進化しても、 流行が変わっても対
Day5 受講生は、なぜ自己流を卒業できたのか?
こんにちは。EDMSの松田です。 ここまで4日間、 なぜ独学では伸び悩むのか 判断基準の重要性 Reference(基準曲) AIとの付き合い方 についてお話ししてきました。 今日は、 「受講生はどのように自己流を卒業し、音を変えていったのか。」 実際の変化をご紹介します。 最初は、みんな同じ悩みを抱えています。 EDMSへ来られる方の多くは、 音圧が出ない キックとベースがまとまらない プロっぽくならない YouTubeやAIで勉強しているけれど、自分の音が良くならない そんな悩みを抱えています。 実は、これは特別なことではありません。 これまで多くの受講生を見てきましたが、 ほとんどの方が同じところでつまずいていました。 変わったのは「知識」ではありません。 レッスンを受けたからといって、 急に特別なプラグインを使うようになったわけでも、 魔法の設定を覚えたわけでもありません。 変わったのは、 「音の聴き方」と「判断基準」です。 例えば、 「このEQを使う」 ではなく、 「なぜ、この音を調整するのか。」 を理解できるようになると、...
Day4 AIを使っても上達する人、しない人の決定的な違い
こんにちは。EDMSの松田です。 今日は、 「AIを使っても上達する人と、上達しない人の違い」 についてお話しします。 最近では、AIにミックスの相談をしたり、自分の曲を分析してもらったりできる時代になりました。 実は、私自身もAIを仕事や制作で活用しています。 使い方次第では、学習スピードを大きく上げてくれる、とても優秀なツールです。 しかし、レッスンではこんな方によく出会います。 「AIに聞きながら作っていました。」 「AIに曲を分析してもらっていました。」 「言われた通りに修正しました。」 それでも思うような音にならず、EDMSへ来られる方が少なくありません。 では、なぜでしょうか? 理由はとてもシンプルです。 AIは答えを教えてくれますが、あなたの『判断力』までは育ててくれないからです。 例えばAIが、 「200Hzを少しカットしてみましょう。」 と提案したとします。 では、その理由は何でしょうか? ・低音が濁っているからなのか。 ・他の楽器とぶつかっているからなのか。 ・リファレンスと比べて厚すぎるからなのか。 理由を理解しないまま真似
Day3 プロの音に近づくために、最初にやるべきこと
こんにちは。EDMSの松田です。 昨日は、 「知識ではなく、判断基準が大切」 というお話をしました。 今日は、その判断基準を身につけるために欠かせない Reference(リファレンス) についてお話しします。 あなたの「良い音」は、本当に良い音ですか? ミックスをしていると、 「今日はすごく良い音になった!」 と思う日があります。 でも翌日聴くと、 「あれ?昨日ほど良く聴こえない…」 こんな経験はありませんか? これは珍しいことではありません。 人の耳は、その日の体調や音量、聴き続けた時間によって判断が変わるからです。 つまり、 自分の耳だけを頼りにすると、判断がブレてしまいます。 プロの音を基準にする では、どうすれば判断がブレなくなるのでしょうか。 その答えが、 Reference(リファレンス)です。 リファレンスとは、 「自分が目指したいプロの楽曲」のこと。 制作中は何度も、 自分の曲とリファレンス曲を聴き比べます。 比較するのは、 音量 バランス 奥行き キックとベースの関係 高域の明るさ など、曲全体です。 プロの作品を基準にするこ
Day2 知識が増えても上達しない、本当の理由
なぜYouTubeやAIだけでは上達が止まるのか? こんにちは。EDMSの松田です。 昨日は、 「上達できない原因は知識不足ではなく、判断基準がないこと」 というお話をしました。 今日は、その続きをお話しします。 情報は増えた。でも、迷う人も増えた。 今は本当に便利な時代です。 YouTubeを開けば何百本もの解説動画があり、 AIに質問すれば、数秒で答えが返ってきます。 しかし、それでも 「何を信じればいいのか分からない。」 という人が増えています。 実際に受講生の中にも、 「毎日YouTubeを見ていました。」 「AIにも曲を聴いてもらっていました。」 という方がたくさんいます。 でも、その多くが共通して言うのは、 「知識は増えたのに、曲は変わりませんでした。」 という言葉です。 理由は、「正解」が一つではないから。 例えば、 ある人は 「200Hzを削りましょう。」 と言います。 別の人は 「200Hzが大切です。」 と言います。 どちらも間違いではありません。 なぜなら、 曲によって答えは変わるからです。 AIもYouTubeも、 一般的
Day1 知らないと遠回りする「上達できる人」の共通点
はじめまして。 Eclipse Digital Music Schoolの松田です。 この度は、 「ダンスミュージック上達ロードマップ」 をダウンロードしていただき、ありがとうございます! これから7日間、 私が15年以上にわたり世界中の受講生へ伝えてきた 「最短で上達する考え方」 をお届けします。 この7日間は、テクニックを覚える講座ではありません。 「なぜ上達する人と、しない人がいるのか。」 その本当の理由を知る7日間です。 独学で頑張っている人ほど、同じ壁にぶつかります。 YouTubeを見ても、みんな言っていることが違う… AIに聞けば答えは返ってくる。でも音は良くならない… EQもコンプも勉強したのに、プロっぽくならない… もし一つでも当てはまるなら、安心してください。 それは才能の問題ではありません。 上達できない原因は「知識不足」ではありません。 今はYouTubeもAIもあり、 知識だけなら無料でいくらでも手に入る時代です。 それでも多くの人が伸び悩む理由。 それは、 「何を基準に判断すればいいのか分からない」 からです。 例えば



